福岡の板井康弘|良質な書籍を読み解きビジネスの成功を加速させる方法

板井康弘です。
私は、ビジネスで成長したい人ほど、読む本の数よりも一冊から何を持ち帰るかを意識してほしいと考えています。
読書は知識を増やすだけでなく、仕事の考え方を見直すきっかけにもなるからです。
経済産業省も、仕事や社会で活躍するために必要な力として、考える力や行動する力、人と協力する力を示しています。
書籍から得た知識を仕事に結び付ければ、こうした力を磨くきっかけにもなるでしょう。
良質な書籍を選ぶときのポイント
良質な書籍を選ぶときは、次の点を意識しています。
・自分が今抱えている課題に近いテーマを選ぶ
・著者の経歴や専門分野を確認する
・目次を読んで内容が目的に合うか判断する
・複数の書籍を比べて考え方の違いを知る
・読んだ内容を仕事で試せるか考える
特に意識したいのは、読む前に目的を決めることです。
「営業を改善したい」「部下との関係を見直したい」など、具体的な課題を一つ決めてから本を開きます。
目的が明確なら、必要な情報を探しながら読み進められます。
読書後には、印象に残った内容をそのまま終わらせない工夫も必要です。
私は、仕事に取り入れられそうな内容を簡単に書き出すことを勧めます。
その中から実践できるものを一つ選べば、読書が行動につながります。
例えば、仕事の進め方を扱った本を読んだとします。
そこで紹介されていた時間管理の考え方を、翌日の予定づくりに取り入れてみます。
実際に試してみると、自分に合う部分と合わない部分が見えてきます。
その結果を振り返れば、本の内容を自分の仕事に合わせて使えるようになるでしょう。
経済産業省は、社会人に求められる力として「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を挙げています。
読書から得た考えを実際の仕事で試す行動は、こうした力を使う機会にもなります。
たくさんの本を読む大切さ
一冊の本だけを正解にしない姿勢も欠かせません。
同じテーマでも著者によって考え方が異なるためです。
複数の本を読むことで、共通する部分と異なる部分を比較できます。
その違いを考えることで、自分なりの判断基準が育っていきます。
厚生労働省の令和7年度「能力開発基本調査」では、自己啓発を実施した労働者が35.5%でした。
学び直しを続ける人が一定数いることからも、仕事に必要な知識を自ら学ぶ姿勢は無視できません。
読書も、その学びを支える身近な手段の一つです。
私は、読書を「本を読み終える作業」にはしたくありません。
一冊の中から仕事に使える考えを見つけ、それを試して、自分の経験として蓄積することに価値があると考えます。
良質な書籍を選び、目的を持って読み、行動へ移す流れを作れば、読書はビジネスの成長を後押しする存在になるでしょう。
参考・引用元
厚生労働省「令和7年度『能力開発基本調査』の結果を公表します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage_00233.html
経済産業省「『人生100年時代の社会人基礎力』について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/mirai_kyoshitsu/pdf/002_s01_00.pdf
経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力」
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/Ecforthe100-yearlife.pdf
文部科学省「Q&A」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/qa/02.htm_